Monthly Archives: 2月 2017

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【4月9日】第七期説明会 豊森なりわい塾

地域再生機構も関わる豊森なりわい塾について、
七期生募集にあたり説明会を開催します。
 
「とても興味があるけど・・・」
「応募してみたいけど・・・」
どんな塾かもっと知りたいという方は、ぜひ説明会にご参加ください。
 
 
塾長と卒塾生が豊森を語る!七期生募集説明会
 
 
日時:2017年4月9日(日)午後1時30分から
会場:崇化館交流館2階大会議室(豊田市昭和町2丁目46)
 

【プログラム】
・講座や塾生の様子を映像で紹介
・塾長、澁澤寿一が語る「豊森がめざすもの」
・卒塾生数名による豊森体験トークセッション
・第七期募集の概要説明
・質疑応答

●申し込み先 下記の豊森HPからご応募ください。
 
●申込み締切 2017年4月7日(金)
●お問い合せ 豊森なりわい塾事務局 
〒461-0002 名古屋市東区代官町39番地18号 日本陶磁器センタービル5-D
TEL 052-936-0511 FAX 052-982-9089 E-mail info@toyomori.org

【3月18日】グリーンパワーサミット2017 in東京で登壇します

地域再生機構の副理事長野村が3月18日(土)にグリーンパワーサミット2017 in東京で登壇します。

開催日時 2017年3月18日(土) 13:10~17:10

会場 イイノホール&カンファレンスセンター4階

参加費 無料(要事前WEB申込み)

主催 経済産業省資源エネルギー庁

主催者サイト http://greenpower-summit.jp/

 →こんな方におすすめです。

 ・地域で再エネ事業をはじめたいと思っている方

 ・再エネや地域活性化について考え、学びたい方

 ・地域の活性化などグローカルリーダーとして活躍を目指している方

 ・地域でも再エネ事業化を都会から応援したい方

プログラム

 ◆第1部 基調講演「グリーンパワーの現在と未来~エネルギーの地産地消にむけて~」

   高村ゆかり(名古屋大学大学院環境学研究科教授)

 ◆第2部 パネルセッション 「再エネビジネスのつくり方①―地域協働型事業の挑戦から」

   <パネリスト>
     井上保子(宝塚すみれ発電代表取締役/太陽光/兵庫県宝塚市)
     野村典博(NPO法人地域再生機構副理事長/小水力/岐阜県郡上市)
     井筒耕平(村楽エナジー株式会社代表取締役/バイオマス・熱/岡山県西粟倉村)

   <モデレーター>
     下村委津子(認定NPO法人 環境市民理事)

 ◆第3部 「再エネビジネスのつくりかた②―まちエネ大学の4年間の取組から」

   【報告】 「再エネビジネスをはじめるには―まちエネ大学を通じて見えてきたもの」

   <登壇>
     水野雅弘(まちエネ大学事務局/株式会社トゥリー代表取締役)

   【ビジネスプラン発表】「地域に根ざした市民発再エネビジネスプランの発表」

   <発表者>
     平成28年度まちエネ大学講座から4つの再エネ事業リーダー

   <コメンテーター>
    松本真由美(東京大学教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門客員准教授/まちエネ大学事業発表会審査員)
    小松真実(ミュージックセキュリティーズ株式会社代表取締役)
    井上保子(宝塚すみれ発電代表取締役/平成25年度まちエネ大学滋賀スクール卒業生)

   <進行>
    木村麻紀(まちエネ大学事務局/株式会社トゥリー)

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【3月26日】第5回小水力発電アイデアコンテスト発表会(高山市)を開催します。

  岐阜県高山市丹生川町で進められてきた「第5回小水力発電アイデアコンテスト」の発表会を開催します。
製作した小水力発電装置を現地に設置し、高専の学生が1年かけて取り組んだ成果を地域住民の皆さんに発表します。どなたでも見学することができます。

◆日時:2017年3月26日(日) 8:30~15:30

◆会場:丹生川文化ホール(高山市丹生川町町方1 TEL/0577-78-2468)

◆定員:150名(要申込み)

◆スケジュール  
 8:00~    受付・開場  
 8:30~8:45     開会式  
 8:45~11:35   小水力発電見学会 マイクロバスにて見学
 11:35~12:15 昼食 事務局で用意します。
 12:15~13:40 プレゼン発表
 13:40~14:00 投票
 14:00~14:45 参加高専学生によるパネルデスカッション
 14:45~15:30 表彰式・閉会式 ※会場までは自家用車もしくは高山駅(高山濃飛バスセンター)より
        路線バスでおこしください。
なお、現地での見学会は事務局にて準備するマイクロバスにて移動していただきます。自家用車による見学はできません。

◆参加校
 金沢工業高等専門学校
 岐阜工業高等専門学校
 鈴鹿工業高等専門学校
 鳥羽商船高等専門学校
 福井工業高等専門学校
 豊田工業高等専門学校
 富山高等専門学校
 高山工業高等学校(オープン参加) 

◆アクセス
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◆参加申し込み方法 締切:3月3日
 氏名、住所、連絡先(TEL,Email)、所属(あれば)を記載の上、下記のいずれかまでFAXまたはEmailでお申し込みください。

申し込み先
①NPO法人地域再生機構 FAX:058-203-0895/Email:2016-p@mph-contest.org
②高山市環境政策推進課(持参も可)TEL:0577-35-3533/FAX:0577-35-3169/Email:kankyouseisaku@city.takayama.lg.jp 

◆案内チラシ(2ページ目に申し込み用紙があります)

【講演報告】1月29日(日)和歌山県有田川町で講演しました

 1月29日(日)和歌山県有田川町で開催された自然エネルギーで地域を興す「有田川エコフェスタ」で副理事長の野村が講演しました。

 有田川町は、ゴミ減量・分別徹底(収集業務のマイナス入札化)や県営のダムの維持用水を利用した町営の水力発電所の建設・運営やその収益を活用した基金により太陽光発電や太陽熱利用の設置補助、環境教育や公共施設への再エネ設備導入などを進めておられます。

 これらの取り組みは「第4回環境省グッドライフアワード」実行委員会特別賞」や新エネルギー財団「新エネ大賞」資源エネルギー庁長官賞を受賞されました。

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 有田川エコフェスタは有田川町地域交流センターALECで開かれ、会場は町長をはじめ80人をこえる参加者で立ち見もでるなど大盛況でした。

 講演では、地域再生機構が関わらせていただいたいる郡上市石徹白の小水力発電事業を事例に、近年の地域づくりの背景、持続可能な地域づくりのヒントとなるお話をさせていただきました。その後、参加者からの質問や意見を基に、和歌山大学の中島先生の進行で、和歌山大学の湯崎先生、有田川町役場の上野山さん、野村でトークセッションが行われました。

 トークセッションの内容は、中島先生がFacebookでまとめていただいています。

以下中島敦司Facebookより抜粋

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◆『持続的な成功事例に共通しているポイント』

1)小さな成功体験から未来への期待を構想する

2)先進事例であっても,長い時間が必要だったという事実

  イキナリは無い → 地域の事情や時間軸を守ることが支持を得るポイント(お作法)

3)先人達の残してくれた「資産(歴史,産業,組織・・・・生きる力)」を上手に使うことの確からしさ

4)単発のパーツではなく,やりたい仕事を地区内でつなぐこと

5)宣伝(イベント)で成功をつかんでいない,地味で地道な行動と
  高いクオリティで成功をつかんでいる(内部,外部)

6)地域のことを良く知っている

7)投資(金,時間)を自分でしている(借金してでも)

8)金は出すが口は出さない長老の存在

 

◆『持続的な成功事例から学べること』

1)自分達の手で自分達の暮らしをつくる = 自治
  → まちづくりの本質(まちづくりは,昔からやってきているもの

  → 先人達へのリスペクトを忘れるな)

2)自立(独立)から自律(意志定権の掌握)へ
  → そのためには自らが投資(金,時間・・・・)
    権利の半分以上を持つこと(株主総会のイメージ)

3)自らの決まりで生きる

4)自分でできることは自分でする(資金集めも勉強も)

5)住民のやりたいことを支援する行政の態度
  多くの行政は住民を支援したいと考えているもの
  住民は行政が支援しやすい具体的な計画と自らが主体者であることを宣言すること(能動的態度には支援者が現れる)

6)平等ということの持つ意味(全員参加は自律の条件)
  → 利益の分配,リスクも応分

 

◆『まちづくりの落とし穴』

1)成功事例から学べることは,初期段階では成功事例の中での「態度」と「方針」であり,「手法」に着目するとたいていは
  失敗する(石徹白では,たまたま小水力だっただけのこと)

2)にも関わらず,「手法」をネタに持ってくる評論家や大学教授

3)うまい話に聞こえるが,実は,うまい話じゃないことがある(評論家や大学教授の話のほとんどが単なる扇動)

4)何かのための手段としてのカフェ,六次産業,観光,リノベというのは有りだが,目的や目標としてのカフェ,六次産業,観光,リノベで成功した事例は聞かない

(1)石徹白のカフェは視察見学者へのホスピタリティーの結果

(2)石徹白の六次産業化は農産物の廃棄を無くすための必然行為
   付加価値とかのスケベ心は消費者に見抜かれる  →1回しか買ってもらえない

(3)観光のネタも暮らし(事実)を見せるだけで成立
   観光ネタを宣伝しなくても先に高い評価を得ているなら黙っていても客は来る
   評論家や機関による評価や認定の効果は持続しない つまり一時的な幻
   モニターツアーに「しか」参加しない客を集めても無意味

5)独り占めや妬きもちをやめれば,自分の役割も明確になる
  → 仕事の自発的な創出

6)ロードマップを他人(大学,専門家,評論家,行政)任せに
  することの愚かさ

7)イニシャルコストのみならずランニングコストまでを補助金
  頼りとしてしまって金切れ目が縁の切れ目

8)投資(金,時間)を自分でしないと意志決定ができない

9)自画自賛の態度(これは多い)

【2月18日】NHK Eテレ TVシンポジウムに出演します

地域再生機構副理事長の平野彰秀が、NHK EテレのTVシンポジウムに出演します。

2007年2月18日(土)午後2時~3時 NHK Eテレ
「垣根を超えた連携で地域づくり(仮)」

東京大学名誉教授の神野直彦さん、グランドワーク三島の渡辺豊博さん、都市計画家の西郷真理子さん、藤里町社会福祉協議会会長の菊池まゆみさんらとともに、異業種・異分野が連携した地域づくりのあり方について、お話しします。
平野は、石徹白において、小水力発電からその他の分野に広がっている地域づくりの取り組みについてお話しさせていただきます。

番組のウェブサイトはこちらから。

なお、石徹白地区の小水力発電の取組は、NHK地域づくりアーカイブスでもご覧いただけます。
http://www.nhk.or.jp/chiiki/movie/?das_id=D0015010351_00000